2004.6.11

ちょっと前くらいからSS(Short Story,ファンフィクションとも言う)やオンライン小説なんかをつらつらと眺めてるんですけど、結構長い連載で気になるものを楽しみに廻ってます。

完結してるものでは、森の家さんの小説のページ『グラフィティ1969』。実は先行して書かれてる『おお、ヒバリ』の中の登場人物の親世代の話、という位置づけで、『おお、ヒバリ』やシリーズの『ああ、ヒバリ』『ハロー!ワールド』も面白かったですね。

続いているものでは、想いを束ねてから、年齢制限サイトのSteady Hearts(18禁)に移動した、『抱きしめたい』シリーズ。4人の登場人物の視点ごとの話の展開がなかなか新鮮。読むのはタイヘンだけど……。少し性同一障害系の話が入ってます。ちょっと更新とまってますけど、再開後が楽しみ。

これは結構有名なサイトかもしれないけど、青潟大学付属シリーズ
“分量あるなぁ”と、感じて、ガイドページから、時系列的にも最初の作品で、『人気も高い』という、『少女、ふるえる時間』を読んだのですけど……ちょっとビックリ(笑)
まぁ、なんとなく、小学校時分のやりとりってこうだったなぁ、とか、懐かしく感じたりもしましたけど、いやー、清坂氏はスゴいです。この当時は“清坂氏”と呼ばれてなかったけどね。
と、そんな小学生も成長して中学3年、修学旅行の話が現在連載中。清坂氏こと清坂美里嬢は、今回もなかなか大変なことになってます。結構好きなキャラなので、頑張ってほしいです。
ところで、このシリーズに出てくる杉本梨南嬢はスゴい迫力です。でも、よくよく考えると、周りにこういう人、居るような、居ないような……。この作品をメディア展開するとしたとき、声をダレにするか悩むところです(笑) 桑島法子さんあたりが上手そう(いや、本人がそういうキャラ、と言ってるのではなく……)
とりあえず、こちらも続きが楽しみ。

さて、ここから今日の本題(といっても与太話だけど)。
マリみて系SSを廻ってたとき、とあるサイトで、“マリみてのトリビア”として、『支倉令の母の旧姓は島津、島津由乃の母の旧姓は支倉』と書いてあるのを見て、「ええ、そうだっけ?」と思って、再確認。マリみてDBさんとかも参考にしたんですけど、どうも該当する記述は、『いばらの森』の27ページ、

>仲がよすぎてお友達のお兄さんと結婚しちゃった、って。おまけに隣に住んでしまうなんて、仲がよすぎるにもほどがある(以下略)
(以上引用)

と支倉令が自分の母親について述べてるところみたいだけど、これだと、一般的推定としても“島津由乃の母の旧姓が支倉である”というのはかなり可能性が高いけど、その逆は不明、『由乃の母が令の母の兄と結婚した』とは書いてないから、島津某さんは赤の他人かもしれない(ここでは、母方の姓にした、というのは除外)。上のトリビアはちょっと勇み足かも。

と、そんなことはどうでもよくって、実は先日観たDVDマリア様がみてる第三巻の“マリア様にはないしょ”であった、

由乃『お嫁にしてください』
令『(絶句)』

というギャグなんですけど、この二人が仮に上のトリビアのような関係で、しかも令が男だった場合、これって成立してしまう話なのかな〜と、ちょっとギモンに。
だって、この二人の血統構成、二世代前で一緒になってしまうんですよ……。アレですね、馬に喩える、しかもゲームなんて不謹慎な話ですが、ダビスタ系繁殖育成ゲームだと、訳知り顔の牧場長あたりが出てきて、『これはキケンな交配ですね、やめたほうがいいみたいです』とか言って画面を戻しちゃうところですね。血統図が真っ赤になって(笑)
とりあえず“従姉妹”じゃなった、“従兄妹”なので、民法上は問題なく受理されそうなんですけど……。

そんなことでいろいろ見て廻ってたら、ずいぶん前に同じようなことを書いてる人が(笑) こっちは双生児同士、と更に条件を限定してますね。結局は同じようなこと?

でも、見て廻ってる間に思ったのは、自分で感じてたよりも近親婚に対する忌避が強いんだな、ということ。“従姉妹同士なんですけど〜”という問いかけに対する、回答系の掲示板では、かなり強い論調で否定論を展開してる人もいて、“あんた日本の遺伝疾患の監視官か何かかい?”みたいな人も(笑) でも、医学的見地からは、従姉妹レベルでも交配(婚姻ではない)は推奨できない、ということらしいです。

さて、いろいろ見てるうちに、このあたりの法律解釈でも、案外勘違いしてるところがある、というか、感覚的に、『え?』と思う部分がありました。
こちらのページに解説があるんですけど、

>第734条  直系血族又は三親等内の傍系血族の間では、婚姻をすることができない。但し、養子と養方の傍系血族との間では、この限りでない

民法の規定です。これが俗に言う、“いとこは結婚できる”の根拠。いとこは“四親等の傍系血族”となりますから。
ちなみに付随してる但し書き、これは某業界では案外重要な、“身内と思ってたけど結婚できる!”の規定。“養子”という形で血族に入った人は(法律上は、婚姻や養子でも血族関係が発生する)、傍系血族とも婚姻できるけど、それは“養方”に限定されて、自身の傍系血族についてはこの条文に規制されます、ということ。つまり、“血の繋がらない、義理の妹(親の養子)は結婚できる”ということで、いわゆる『シスプリ非血縁エンド』はここに準拠してるわけですね(違うか?)

さて、意外だったのは

>第735条  直系姻族の間では、婚姻をすることができない。第728条又は第817条の9の規定によつて姻族関係が終了した後も、同様である。

これです。
上のページの解説にもありましたけど、“直系姻族”という以上、自分か相手のどちらかが婚姻関係があるから関係が繋がってるので、重婚が認められない以上、この条文は無意味です。だからむしろこの条文の重みは後段にあって、“姻族関係が終了した後も、同様である”ということです。
うーん。つまり、“兄嫁”は相手が離婚した後結婚できても、“父の後妻”は、たとえ一緒に暮らしてなくて、面識すらなかったとしても、以上の条文のおかげで、役所で『あなた方は親子関係があったので婚姻届を受理できません』といわれるのか……なんか、意外。案外、“婚姻”という関係って強いんですね……離婚しても、義理の親も親のうち、か。
いや、たしかに、通常の結婚関係や養子関係で、上の条文に引っかかるような恋愛関係が生まれるとは想定しがたいけど、ちょっと特殊なケースや、いろいろお話をつくるタネとしては有効かな? と思って。

たしか、克亜樹さんの漫画で、“好きだった同級生の女の子が、父親と結婚して義理の母親になってしまった”というシチュエーションの作品があったような気がして(調べてみると、どうも『ぼくの銀色ハウス』らしい)。今手元にないので、こんど漫喫に行ったときに確認してみようと思うけど、この辺がどう表現されてたか……。いや、てっきりこの状況では、親の離婚が成立すれば、問題なく彼女と結婚できる、と思ってたけど、民法上、一度義理の親になったら、結婚できないのか……。
このあたりは実際問題視する向きもあることが、ここで指摘されてます。

この辺は、結構面白い問題もありますね。血統的にはかなりギモンなのに合法、とか、血統的にはまったく問題ない(他人)なのに、倫理上の規定なのか違法となる、とか。

あ、だから現行法上、プリメのお嫁さんエンドや光源氏と紫の上の婚姻も認められませんね(笑)

ちょっと今回はネタっぽい話。なんか、作品の要素にはなりそうだけど、そこまで育てる技量がない……。

【今後のヨテイ】

2004年
6/13(日) 19;00 高橋美佳子 美佳子@ぱよぱよ公開録音 町屋 ムーブホール
6/25(金) 18:45 シェイクスピア・シアター「ヴェローナの二紳士」 六本木 俳優座劇場
6/27(日) 12:30 16:30 劇団あかぺら倶楽部 「二兎物語」 東京芸術劇場

7/3(土) 12:00 生天目仁美と伊藤静『Charincoでゆこう』トーク&ライブ 秋葉原 石丸ソフトワン(?)
7/4(日) 14:00 生天目仁美と伊藤静『Charincoでゆこう』トーク 秋葉原 とらのあな1号店(?)

7/19(祝・月) 18:00 千葉紗子ライブ(依頼・入金済)
7/24(土) 14:30 生天目仁美と伊藤静『Charincoでゆこう』トーク&ライブ アニメイト池袋本店
7/25(日) 13:00 18:00 東京桜組第7回プロデュース公演『俺たちは志士じゃない』 三鷹 武蔵野芸能劇場
8/8(日) 18:00 田村ゆかりライブ(依頼・入金済)

8/22(日) 13:00生天目仁美と伊藤静 デビューライブ 原宿アストロホール

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