2003.11.24

芝居を堪能して、楽しい週末(?)でした。

・あかぺら倶楽部 第22回公演『フユヒコ』 千秋楽

ダブルキャストなので、千秋楽の公演は両方とも名物キャスト紹介アリ。それも目当てで行くのですけど、一回目が正午と早いので、朝早起きして前日の日記書いてから出発。
友人が両方とも見る、というので、一回目のチケットの当日券を購入に、先に劇場に。今日は下(エコー劇場は入り口が二階)に大西さんが立ってる! 聞いてみると、「もう販売してますよ」とのこと。早速購入。……菅原さんがいたので会釈。随分めかしこんでるなぁ、とか思ったりして(笑)
待ってる間に、駅前のローソンで12/6のイベントチケ購入。後ろだけど仕方ないな。
友人と合流して劇場へ。今日は劇場のロッカーを活用させてもらいました。
菅原さんに言いくるめられて、キャスト写真のセットを買わされてる友人……って、私も初日にヤられてるんですよね。人妻侮りがたし(笑)

『フユヒコ』あらすじ

劇団青年座の第136回公演(1997/11)に上演されたお芝居で、賞も受賞されてます。この夏に再演されたみたいです。
“フユヒコ”というのは、物理学者で随筆家の寺田寅彦氏のペンネーム吉村冬彦に由来するようで、作中“寺田冬彦”という名前になってるように、“寺田氏をモデルとした話”になっていますが、かなりモデルに近い話ではないかと思われます。

舞台:東京本郷区(現在の文京区本郷)曙町にある理学博士・寺田冬彦邸の居間。

下手側(客席から見て左。席で言うと1番側)には日本間。ちゃぶ台と火鉢。下手端には襖(奥は妻の寝室)、奥には障子があり、二階に上る階段、正面に便所、左に台所、廊下の左奥は風呂場となっている。
上手側(客席から見て右。席で言うと18番側)には洋間。アップライトピアノ、ソファ、テーブル。ピアノの上にはまねき猫。扉の向こうは廊下から玄関につながっており、窓には藤の蔦が見える。

※1幕1場 昭和9年12月24日(月) 夕刻

音楽から冬彦のナレーションで始まる。ナレーションは藤の実のはじける現象の観察から、『考えてみれば、人の世の事どもも、不思議にかさなるもの〜』と締める。
その間、舞台の上には外套と帽子を被り、よそ行きの格好をした冬彦(高木)が、時計をみたり、まねき猫をなでたり(笑)して、しきりに下手の襖の方をきにしてる様子。
茶を入れたり、アンパンを出してみて、懐柔しようとする。どうやら、旅行の予定を取りやめにしたことを、妻が怒ってるらしい。
姉の五月が障子を開けて出てくる。出かけてないのを驚いてる模様。二人の会話から、弟が下宿先から帰って入浴中、末娘は学生友達と遊びに出てることがわかる。
冬彦が、長男の康一が明日帰省してくることを告げる。北海道の大学に勤めてる彼は、例年なら大晦日に帰ってくる、ということが五月のセリフでわかる。
妻のりんが、ドタドタと部屋から出てカバンを持っていく。普段着に着替えたことを冬彦が言うと、“うちに居るのによそ行き着てても仕方ない”とにべもない。冬彦は“普段ももっとキレイな服でもきたらいい”と言う。
りんが便所に行くと、五月がりんについて悪しざまに言う。ここでりんが後妻であり、四人の子供達と血のつながりがないことがわかる。“前のお母様なら”という五月に、冬彦は“そういうことは言うな。あれはあれでいいんだ”と言う。
弟の秀二が風呂から出てくる。温泉旅行がダメになった事情を聞き、りんに風呂を勧める。秀二は母にあたりがいいことがわかる。
五月は風呂に柚子を入れに行く。この際の三人の会話で、今回の旅行の件が語られる。
秀二と冬彦の会話から、旅行を取りやめにした事情が詳しく語られる。長男の康一が“父上に報告したき儀アリ”と電報を打ってきたので、気になってやめた。しかし、なかなか言い出せず、いろいろはぐらかした挙句に戻ってきたことが明らかになり、秀二は“旅行をやめにしたときすぐに言えばよかったんです。それを怒ってるんですよ”と。
ここで電話。五月が出るが、電話は警察から。神田の喫茶店で、二人の学生が末娘の秋子を巡って喧嘩した、と……。
暗転。冬彦のナレーション。

※1幕2場 昭和9年12月25日(火) 昼下がり

洋間に秀二、居間ではりんが身支度を整えていて、どうやら外出する模様。その傍らで、秋子が昨日の出来事を興奮しながら語る。喧嘩した二人の男について語られる。
役者志望の松林と、編集者志望の沢木。秋子は特に気をかけているようすではなさそう。ここで彼女(と二人の青年)が通ってる文化学院についても語られ、(この芝居の上では)あまり快く思われてないことも判る。秋子は昨晩の件で冬彦から謹慎を命じられてるようだ。
五月が奥(二階)から現れる。りんの外出を快く思ってないのは、そn表情から判る。冬彦はかなり神経がまいって、イライラと落ち着かない様子だと語り、秋子をたしなめる。
冬彦の歳のことに話が及び、秋子が『今しがた吸ってたタバコがないって騒いでる』と言った後、二階から凄い剣幕で冬彦が降りてくる。
なにかを必死で探してるようで、聞くと『煙草がなくなった』と。秋子がからかうと、『何がおかしい!』と怒鳴る。しかし、興奮を収めるためにまねき猫を抱きかかえ、ムリに笑いを浮かべながら、穏当な物言いで話す。ひとしきりりんと冬彦の言い合い。冬彦はすっかり煙草をりんが隠したと思い込み、いろいろと芝居見物に出かけることを咎める。しかし、それをものともせずにりんは外出。秋子が停車場まで見送りに行き、冬彦は煙草の買い物を頼む。
残った冬彦、五月、秀二での会話。
秀二が昨日の出来事(旅行の中止と、そのあとの散策)の詫びを入れたか、と問いかけ。冬彦は、妻が臍を曲げたのは、長男が褒められてるからだ、と。ちょっと微妙な関係を示唆。冬彦は、長男が一高(東大)に合格したときも、外出してたことを思い出して語る。
秋子と共に康一が帰ってくる。早い帰省の理由は“北大理学部講師嘱託となった”ということ。(これは大出世らしい)家族で喜び、“夕食は外で食べよう”ということに。
そう決まったところで、冬彦は秋子に買い物を頼んだのを思い出す。しかし、『煙草なら左の袂ですって。母さまが』と。……実際に左の袂から煙草が出てきて、バツの悪い冬彦……。
暗転。冬彦のナレーション [探し物が見つからないのは気持ちにこだわりがあるため。今こだわってるのは妻の不機嫌なので、煙草が見つからないのは妻のせい……]

(制作中)





12/6 (土) 18:00 LOVE LIVE 半蔵門 TOKYOFM HALL
12/21 (日) 15:00 tiaraway(千葉紗子・南里侑香) マキシ発売イベント 虎ノ門 発明会館
12/27(土) 17:00 r.o.r/s ライブ 六本木 ラフォーレミュージアム六本木
12/28(日) 19:00 田村ゆかり ライブ Zepp東京




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